原子力空母カール・ビンソン、本当はどこにいたのか? トランプと国防総省に足並みの乱れ

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緊迫感のない日本の週刊誌

   しかし、週刊誌を読んでいる限り、こうした緊迫感は全く感じられないのはどうしたことか。今週から週刊誌はゴールデンウイーク合併号週間に入った。月曜日発売の週刊現代は460円、週刊ポストが何と480円である。週刊誌500円時代ももうすぐ来るかもしれない。

   ポストと現代の巻頭特集は、ポストは「新旧『財閥力』と『創業家』の掟」、現代は「死ぬより怖い『投薬ミス』」である。こうした暇ネタで読者の歓心を買うことができると、両編集長は本気で思っているのだろうか。

   あまりの緊張感のなさに、これが週刊誌? と嘆いているのは私だけだろうか。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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