サプリほとんど効かない?英国医師会誌も「明確な結果得られない」
私もサプリを毎日いくつか飲んでいるが、週刊現代によるとその多くが「ほとんど効かない」そうである。いま最も売れているグルコサミンとコンドロイチンがある。武蔵国分寺公園クリニックの名郷直樹院長がこういっている。
<「グルコサミン、コンドロイチンが軟骨の成分であることは事実ですが、サプリメントとして経口摂取しても軟骨は再生しません。グルコサミンやコンドロイチンは、糖やアミノ酸からできており、体内に入ると分解される。それが、再びグルコサミンやコンドロイチンに再合成され、膝の軟骨になるとは考えづらい。髪の毛の成分を飲んだからといって髪は生えないのと同じで、軟骨の成分を飲んだからといって、軟骨は再生されないのです」>
2010年9月には英国医師会誌「BMJ」にも「グルコサミンやコンドロイチンが関節や股関節の痛みに効くという明確な結果は得られなかった」という研究報告書が掲載されたという。身もふたもないが、週刊現代は今売られているほとんどのサプリには効き目がないといっているのだ。マルチビタミン、ミネラル、鉄、プラセンタ、ウコン、クロレラ、コラーゲン、ローヤルゼリー、ことごとく有効性がなく、中には逆に副作用を起こすものもあるという。
何のために高いサプリを飲むのか。今あるサプリを全部捨てようか。でも、もったいないから、これを飲み終わってからにしよう。