環境省や獣医学会はペットのイヌ・ネコにマイクロチップを埋め込むよう推奨していて、フランス、スイス、ベルギーでは義務化されている。ネコは肩甲骨の間のやや左側の皮膚の下に、直径ミリ、長さ8~1ミリほどのチップを通常の注射針よりやや太い専用注射針を使って埋め込む。注射するときに多少痛がるが、入れてしまえば違和感はない。
チップを埋め込むとどんなメリットがあるのか。飼い主の氏名や住所が登録してあるので、迷子になってもすぐに判明し、首輪のように紛失することがない。体温が測れるなどもある。国内のペットの2.5%にすでに装着されているという。
飼い主の責任自覚
司会の加藤浩次は「可愛いからと飼い、心ない人が飽きて捨てる。チップによって飼い主の責任が出てくると思いますね」と埋め込み賛成派だ。山本由樹(雑誌編集者)は「ネコの放し飼いなど、今どきあり得ない。簡単にペットって飼えないんだよというルール作りの方が大事ですよ。飼い主の責任をペットに背負わせる問題ではない」と反対する。
「スッキリ!!JUDGE」コーナーで視聴者に「飼い猫にマイクロチップ装着を義務化 賛成 or 反対?」と聞いてみると、賛成1万7132票、反対9505票だった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト