経済産業省の中川俊直政務官(46)がきのう18日(2017年4月)、辞任した。原因はあす20日発売の週刊新潮に女性問題を報じられていることだ。中川氏はフェイスブックで「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて私の不徳の致すところであり、言い訳のしようがありません」と謝罪した。
辞表を受け取った上司の世耕弘成経産相も「まだ記事自体も見ていないので、なんともコメントしようがない」と困惑を隠せない。というのも、中川氏は3月24日号(2017年)の写真週刊誌フライデーに「ともに自民党の前川恵議員と真夜中の密会」と別の女性問題が掲載されたばかりだ。
中川はテレビ東京の政治記者を経て、父親で元官房長官の秀直氏の秘書を務めた後、2012年に父親の地盤を引き継ぎ初当選した。去年8月(2016年)経産政務官に就任した。妻とは1995年に結婚、子供は3人。ホームページには自ら「若手のホープ」と紹介している。
実は、父親の秀直氏もまた、女性問題で窮地に立たされた経験がある。2000年に官房長官の当時、週刊ポストで「愛人との不適切な関係」を暴露され辞任した。
中川氏は「妻に対しては、昨年末、私からすべてを説明し、本当に申し訳ないことをしたと詫びました。(中略)信頼回復に向けて共に歩もうと話してくれました」と書いているが、週刊新潮のツイッターはあすの記事について「単なる不倫ではない」と予告している。
あす発売の記事に「重婚」「ストーカー」とも
山中章子アナが説明する。「(ツイッターには)"重婚ウエディング"までした愛人と揉め、現職議員が警察に『ストーカー登録』にされてしまったという前代未聞です、と書いてあります。これしか情報がないので詳しいことは分かりませんが、たしかに前代未聞だなと思います」
司会の小倉智昭「このところ、中川さんだけでなく、閣僚の不用意な発言とか、ちょっと出過ぎていませんか。支持率が高いからって、何いってもいいんだ、ということではないですからね」