「緊張が限界を越え、"爆発"すれば、日本が真っ先に被害に遭うだろう」
昨日17日夜(2017年4月)、北朝鮮の宋日昊(ソン・イルホ)日朝国交正常化担当大使が現地を訪れている日本人記者たちと急きょ会見し、不気味な発言をした。安倍首相が13日(2017年4月)に「北朝鮮がすでにサリンをミサイルの弾頭に装着する能力を保有している」と述べたことに対抗し、日本への攻撃をにおわせたと見られる。
宋大使といえば、拉致問題に関する北朝鮮の責任者。拉致問題についても「それ(拉致問題)に誰も関心はない」とも述べた。
ニュースデスクの笠井信輔「北朝鮮は先月(2017年3月)に4発のミサイルを日本海に撃ち込んだ時に、はっきりと日本にあるアメリカの基地を狙ったと言っています。FFNの世論調査では91 .3 %が北の核・ミサイル開発に脅威を感じると言っています。日本にミサイルが飛んでくる可能性はゼロではないというわけです」
「Jアラート」で避難連絡あるが
どう対応すればいいのか。笠井が日本の緊急速報システム「Jアラート」を説明した。ふだんは津波警報など防災無線や個人携帯電話に連絡がくるようになっている。先月、秋田県男鹿市で避難訓練があり、ミサイルの警戒のサイレンが流れた。それを聞いて、
司会の小倉智昭「昔の空襲警報みたいだね」
キャスターの菊川怜「怖い。ぞっとします」
想定ではミサイルが発射すると、3分後にJアラートの連絡があり、5分後に避難呼びかけ、7分で屋内避難完了、10分で着弾となっていたが、実際にはどうなるのか――。
中江有里(作家・女優)「万一のとき、日本が一番攻撃される可能性が高いと思いますが、被害がどれだけになるのか。私たちが出来ることはなんだろうか。普通の生活が維持していけるのか、そこの怖さがどんどんリアルに迫ってきますね」