中国・無錫で行われている卓球のアジア選手権で、若い日本選手が活躍している。きのう13日(2017年4月)に混合ダブルス準決勝が行われ、森園政崇(明治大)・伊藤美誠(スターツ)組が強豪の中国ペアに接戦の末に勝った。第1ゲームを先取したが、その後はもつれた展開になり、勝負は最終第5ゲームに持ち込まれた。中国組に先にマッチポイントを握られたが、5ポイント連取など脅威の粘りを見せて逆転した。銀メダル以上を確定し、39年ぶりの優勝を目指す。
「いいペアは1+1が5にも10にもなる」
試合後、伊藤は「もうやばい。心臓はじけそう」と涙を浮かべ、森園は「緊張した」と喜びを語った。コメンテーターで元プロテニスプレーヤーの沢松奈生子も「これだけ1ポイントで勝敗が分かれる展開だと、緊張して試合後に泣き笑いになります。初めてのペアというのはいいところが出やすいもの」と喜ぶ。
司会の夏目三久「オーラがありましたね」
沢松「いいペアは、1+1=2じゃなく、5にも10にもなる」
このアジア選手権では日本チームの10代の選手の活躍も目立っており、目が離せない大会となっている。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト