謎のブログ界の女王「ももち」って何者? 明るくポジティヴで1日300万回閲覧

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   安村直樹アナの「キニナルジャーナル」で取り上げたテーマが、多くの芸能人・有名人が開設しているアメーバブログの総合ランキング(2017年4月5日付)で、9位にランクインしている謎のブログ界の女王「ももち」こと「柏崎桃子」。その素顔を追った。

   「共感が持てる」「ドラマみたい」「先が気になるい」と若い母親を中心に本音の文章が大受けで、1日300万回閲覧されるという。

4足のわらじ履く栃木県出身37歳

   ブログのタイトルは『どすこい?柏崎桃子の諦めたら試合終了だよ?』。まずは本人との対面から。「どすこい?」ときたので予感はあったが案の定、顔が真ん丸、ポッチャリからかなりはみ出したタイプ。職業は介護福祉士、ブロガー、お笑い芸人、母親という4足のわらじを履く栃木県出身の37歳。

   では、どんなブログなのか?「ももちの育児日記」を見ると...

   「私が妊娠に気付いたのは9月の始まりから。そもそも高2の夏休み なんだかおかしいな?となりまして だるい感じや軽い吐き気。2学期頭から学校に行かなくなりました」と衝撃的な出だしで始まり、高校中退、ママになった赤裸々な心境が綴られている。

   ところが生まれた息子が6歳になったとき夫の浮気・借金が発覚し離婚。夫との別れをこう綴っていた。「浮気され...借金され...確かにろくな嫁じゃないけれど...涙が溢れてきて景色がピンク一色になる。『さよなら』」。

   その後、子育てのためにヘルパー2級の資格を取得し手取り月20万円ほどの収入で孤軍奮闘。たまたま介護施設に慰問にきたモノマネ芸人を見て、一瞬で皆を笑わせる芸の力に感動し、35歳の時に息子と離れ栃木から上京しお笑い芸人の道へ。

   お笑い芸人の収入はしばらくゼロベースが続いたが、幸運が舞い降りたのは日テレ番組『月曜から夜ふかし』の街頭インタビュー。偶然出くわし、インパクト抜群のキャラクターが話題になり注目された。

   「介護士の仕事を減らしブログやイベント、講演会の仕事をさせていただきトータルの収入は以前の倍近く、やっと念願の預金ができました」という。

文   モンブラン
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