トランプ政権になって初めての米中首脳会談が始まった。2月(2017年)に安倍首相が滞在したフロリダのトランプ別荘でだが、日本時間のけさ7日(2017年4月)の午前5時頃からと発表されていたのが遅れ、午前7時半ころにようやく夕食会が始まった。「モーニングショー」としては会談速報をきょうの目玉にするつもりだったろうが、肩透かしを食らった格好だ。
けんか腰でやりとり
現地にいる山下達也・ワシントン支局長は「政策の話をするというよりは、個人的な関係を深めるというセッティングになっています」と伝える。トランプ側には娘のイヴァンカさん、夫のクシュナー氏もいた。スタジオでは横江公美・東洋大教授が解説した。
会談の主要テーマは「北朝鮮問題」「貿易・経済問題」「海洋問題」になる。とくに北朝鮮が難物だ。トランプは中国が北朝鮮に圧力をかけてくれるのを望んでいるが、どうなるか。貿易問題では選挙中からトランプは口を極めて中国を攻撃していた。ヘリテージ財団は「けんか腰の首脳会談になる」との見方だ。 横江教授は「けんか腰になっても、決裂しないような関係を作ることだと思います。大きな議論で、言いたいことを言い合うことになる」とみている。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト