50歳までの日本の男性の4人に一人、女性の7人に一人が「結婚しない」という調査結果がでた。国立社会保障・人口問題研究所が国勢調査に基づいて5年に1度発表しているもので、50歳までに1度も結婚したことのない人の割合が過去最高を更新したことが分かった。
推移をみると、調査を開始した1920年の男2.17%、女1.80%からほぼ同じ水準で推移してきたが、バブル崩壊後の1990年を境に男女ともに急上昇し、2015年には男23.37%、女14.06%が未婚となった。
未婚の割合の多い都道府県は、1位が男は沖縄26.2%、女は東京19.2%、2位は男は岩手の26.1%、女は北海道17.2%、3位は男は東京26.0%、女は大阪16.5%だった。
結婚願望強い近藤春菜「面倒だからは強がりだよ」
「スッキリ!!」が東京都内の10~50代の未婚男女53人に未婚理由を聞いたところ、男女ともに「相手がいないから」が最も多く、2位は男が「他にやりたいことがある」、女は「仕事が忙しい」、3位は男女ともに「面倒だから」とという答だった。
司会の加藤浩次「女のほうが仕事が忙しいんですかね」
結婚願望が強いと言う近藤春菜キャスターは「面倒だからはただの強がりだ」と話す。菊池幸夫(弁護士)は「相手がいないは、そういう目で異性を見ていないからではないですかね。世の中、便利になり過ぎて自分一人で生きられるということなんでしょうか」
未婚の理由がこれでは当分、少子化問題が解決する見通しはなさそうだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト