パン屋さんで何か不都合なのか!道徳の教科書「パン屋さん」を「和菓子屋さん」に言い換えて紛糾

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   「『パン屋さん憤慨』(毎日新聞記事見出し)、何があったのか」(藤森祥平アナウンサー)

   番組が毎日新聞記事をもとに伝えるところでは、来年春から小学生が教科として学ぶ道徳の教科書の検定をめぐり、パン屋さんの怒りが収まらないそうだ。

教科書会社、指導要領にそぐわないと

   問題になったのは、東京書籍の道徳教科書。小学生が自分の住む街で、散歩中にあたらしいパン屋さんを見つける内容の題材が、教科書検定で「伝統や文化の尊重、国や郷土を愛する態度を学ぶ」との指導要領に照らして不適切と判断されたという。そこで東京書籍はパン屋さんを、団子(和菓子)を売るお菓子屋さんに変更したそうだ。

   「日本は和食を守りながらも、洋食と和洋折衷で独自の食文化を築いてきたわけですよね。もしパン屋さんが日本の独自文化に合わないとするなら、日本の食文化は逆戻りしてしまいますよ」(夏目三久キャスター)

   「日本の近代、戦後の給食を支えたのはパンですから、それが検定に合わないとするならば、ちゃんとした説明がないと、納得できないでね」(番組コメンテーターの龍崎孝・流通経済大教授)

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