大相撲「モンゴルへ帰れ!」の差別的ヤジ、国会でも問題に 立ち合い変化には賛否両論

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「ヘイトスピーチ」と共産議員取り上げる

   3日の衆院決算行政監視委員会で、「ヘイトスピーチだ。再発防止を相撲協会と協議・助言する必要がある」(共産・宮本徹氏)との質問に、松野博一文科相は、「一般論で言えば、スポーツは人種、言語、宗教等の区別なく参画できるもの。いかなる差別も許容されるべきでない」と答えた。

   両国の相撲ファンは、「日本人として、人間として恥ずかしい」「(モンゴルへ帰れは)ダメだよ。行った人はそこから帰れ」というが、立ち合いについてはやはり、「ガチでやって欲しかった」「勝てればなんでもいいというわけじゃない」。「そういう技があるんだから、しょうがない」というのは少数派?だった。

   浜田敬子(元アエラ編集長)「同じことを日本人の力士がやっても、出自はいわない。モンゴル人には潜在的な意識として何かあるということ。あれだけ大相撲を支えてきた人たちにもう少しリスペクトの気持ちがあっていい」

   司会の羽鳥慎一「リスペクトの気持ちがあれば、あれは出ない」

   青木理(ジャーナリスト)「法務省が作った基準では、出自で『国へ帰れ』というのはヘイトスピーチだとしている。モンゴル人力士の貢献を考えると......」

   杉山「白鵬をはじめどれだけ貢献してくれたか、畏敬の念を持つべき」

   そこで羽鳥が、この対戦で照ノ富士が「変わった」のをどう見るかを聞いた。「あり」が杉山、浜田、宇賀なつみ。「なし」が青木。羽鳥は「なし」寄りということだった。杉山は「あり」とはしたものの、「大関や横綱が逃げちゃいけない」といった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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