韓国・釜山の慰安婦像設置への対抗措置として一時帰国していた長嶺安政・駐韓大使がきょう4日(2017年4月)、ソウルに帰任する。岸田外務大臣はきのう「韓国が政権移行期で情報収集に力を入れ、新政権に備えるため」と説明した。
韓国内では5月9日の大統領選に向けて、最大野党「共に民主党」が文在寅前代表(64)を後任候補に選んだ。慰安婦像をめぐっては、おととし2105年12月の日韓合意で韓国が解決の努力を約束したにもかかわらず、去年には釜山の日本総領事館前に新たに像が設置されたため、日本政府が大使と釜山総領事を帰国させた経緯がある。
反日色強い文在寅候補がトップ
文候補は去年、島根県の竹島を訪問するなど反日色が強く、日韓合意を受け入れないと言い張ってきた。世論調査で大統領選のトップを走っており、反日感情が強まることは避けられない。さらに、戦時中に800万人が日本で働かされたと主張する団体が「強制労働者像」を設置する運動も展開中だ。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト