文春砲が冬のニューヨークで捕えた「渡辺謙の密愛」 ラストサムライは妻・南果歩へどう詫びる!?

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   ニューヨークの冬は寒い。5年前にクリスマスから新年7日ごろまでニューヨークに滞在したことがあるが、ブロードウエーにミュージカルを見に行って、出てきたら大雪になっていた。タクシーは捕まらないので仕方なくホテルまで歩こうとしたが、雪が激しさを増し、動きが取れなくなってきた。

   下手をすればここで行き倒れかと覚悟したころ、ようやくタクシーを捕まえることができ、何とかホテルへたどり着いた。そのホテルのレストランで飲んだオニオングラタンスープのおいしさを決して忘れることはないだろう。

   現在のニューヨークの気温を見たが、日本と同じぐらいだから、今年は比較的暖かいようである。2月18日(2017年)は例年より10度も高かったというから、マンハッタンのオアシスであるセントラルパークも暖かさに誘われ、人出が多かったそうだ。

   そんな中を肩寄せあって散歩する2人の日本人男女がいた。小柄な女は濃紺のロングコートで、顔の半分をサングラスで覆っていたが、笑みを浮かべていた。ハットとスカーフをまとった男もサングラスをしている。歩道の隅には名残雪。絵のような景色の中を2人は手を握り合ったまま、高級住宅街のほうへ歩いて行った。

   中年のニューヨーカーが、男の顔を見て「ケン・ワタナベ」と呟いた。今や世界的俳優となった男は、そのまま彼女を伴って高級アパートメントへと入って行った。

   映画の冒頭シーンのようである。だが、渡辺謙が連れていたのは再婚した妻・南果歩(53)ではなかった。

   果歩は昨年(2016年)3月に乳がんを患い、都内の病院で手術している。それ以後投薬療法を開始しており、渡辺も献身的な介護をして"おしどり夫婦"といわれている。

   しかも、これをスクープした週刊文春によると、果歩はニューヨークを離れて、元夫で作家の辻仁成との間にもうけた大学生の息子に会うためにサンフランシスコへ行っていたそうだ。

   渡辺謙の女性遍歴は有名である。特に女優の杏を生んだ最初の妻との離婚がもつれて裁判沙汰になった際、妻サイドが実名を上げた女たちの中には、女優以外にも、NHKの受付嬢、行きつけのすし屋の常連客の妻までいたことが大きな話題になった。

   現在熱愛しているA子は、週刊文春が調べたところジュエリーデザイナーで、36歳。出会いは渡辺が主演した『許されざる者』の試写会の後、俳優たちと遊びに行った大阪・北新地にある老舗高級クラブでだった。

   大阪の裕福な家庭で育ったA子は、女子高を出た後、女性誌の読者モデルとして活動していたが、20代後半から宝飾関係の専門学校へ行き始め、ジュエリーブランドを立ち上げようとして、その資金稼ぎのためにクラブで働いていたという。

   エルメスのバッグをいくつも持ち、フランス語やソムリエの資格にも挑戦していて、海外の高級ホテルに宿泊するセレブな生活を送っているようだ。

   そんな2人は最初の出会いから1年半後ぐらいで交際を本格的にスタートさせたという。逢瀬はニューヨークだけではなく、大阪や気仙沼など国内でも仲睦まじい2人の姿が目撃されている。

渡辺の自撮り写真まで入手した謎

   週刊文春には、2人がニューヨークのチャイニーズレストランで食事をしている写真、渡辺がソファーでくつろいでいる写真も掲載されている。ティファニーで買ったプレゼントをもらって喜ぶ彼女とのツーショットを、渡辺が自撮りした写真まであるのだ。

   なぜこのような写真を週刊文春は手に入れることができたのであろう。渡辺が出すはずがない。A子が自分のブログにこのような写真を載せていたとは考えにくい。

   A子から出たのではないのか。私のフライデー編集長の経験でいうと、こうした情報は交際している女の側から出ることが多い。 有名になりたい、こんな芸能人と私は付き合っていると世間に吹聴したいという動機が多かった。

   今回のA子にそうした動機はないだろう。妻の南果歩の知るところとなり、困った渡辺から別れ話を持ち出され、カッとなってというケースなのかもしれないが、それではわずか2週間ほど前に仲睦まじく歩いていた姿を週刊文春が隠し撮りした理由がわからない。

   どちらにしても、渡辺は妻に何といって詫びるのだろう。それともラストサムライらしく、腹掻っ捌いて死んでみせるか。

「傾国のファーストレデイ」と週刊新潮

   さて、籠池泰典森友学園前理事長の証人喚問以降、安倍首相は妻隠しに躍起だが、世論の大勢は、どんな形でもいいから昭恵は説明するべきだというものだ。

   安倍首相からの寄付金100万円もそうだが、一番重要なのは、昭恵付きの谷査恵子が籠池に送ったFAXの内容だろう。政治部デスクがこう解説する。

   「FAXには〈28年度での予算措置を行う方向で調整中〉との文言がありましたが、異例のことです。首相夫人の存在が背後になければ、財務省がこれほど踏み込んだ回答をするはずがない。事前に経産省出身の宗像直子首相秘書官にも相談していたと言われています」

   現在、谷が外国の大使として派遣されるという噂が流れているが、そうすれば安倍官邸の谷隠しと批判されること間違いない。

   週刊文春によると、昭恵付き職員の中には籠池家と縁のある人物もいるという。大阪市の住吉神社というのは保守系の信者が多いことで知られるが、籠池夫妻は同神社のナンバー2である神武磐彦(こうたけいわひこ)と家族ぐるみの付き合いだそうで、神武の長女が非常駐の昭恵付職員を務めているそうだ。

   週刊新潮は「傾国のファーストレデイ」と形容しているが、国ばかりではなく安倍家も傾かせていると報じている。

   昭恵の知人によると、

   「"主人とは週に2,3回顔を合わせる"と言っていた。一緒にいるときも、昭恵さんがワーワー言うのを総理は黙って聞いているのが常で、ある意味、やりたいようにやらせています」

   また、ゴッドマザーである岸元総理の長女で父・安倍晋太郎元外相の妻・洋子も、騒動勃発後に昭恵にこういったというのである。

   「あなたは安倍家を貶めたのよ! 安倍家を汚した。籠池とはずいぶん親しいようだけど、どんな関係なの。あなたは一体、何をやっているの!」

   さる自民党議員もこう語る。

   「籠池さんの証人喚問の際も、首相は"秘書に説明させろ!"と怒鳴ったり、旧知の記者に電話をかけまくったりと慌てふためいていたそうです。それに加えて家庭内でも嫁姑問題の戦端が開かれてしまった。これ以上ストレスフルな環境はない。第一次政権で退陣に繋がった潰瘍性大腸炎が悪化しないかどうか、心配でたまりません」

   野党は、安倍の親友がやっている加計学園が国家戦略特区の愛媛県今治市で、獣医学部新設が認められた件を、次なる安倍追求のターゲットにしようと調査中だという。これが破裂すれば籠池どころではない。安倍は心配で夜も寝れないのではないか。

小池派「都議選」候補者リストの顔ぶれに?マーク

   ところで小池都知事が都議選に候補者を多数擁立して、意のままに動く多数派を作ろうと画策していることはよく知られている。

   週刊ポストは、その候補者リストを入手したという。その数263人。この中から70人程度が選ばれるとポストは見ているようだが、メンツはバラエティに富んではいるが、政治家としては未知数である。

   例えば、スピリチュアルカウンセラーで国民的美魔女コンテストのファイナリスト。グラフィックデザイナー。元キャビンアテンダント。80年代に流行したファッションブランドの創業者などで、その中でも目玉候補が東京MXテレビの元看板アナの天野ひかり、IQ145以上を売り物にする秀才タレントの利咲、美人歯科医の照山裕子、マンガ雑誌『ヤングマガジン』などのグラビアを飾った穴繁あすかたちだという。

   私には、なぜこの人たちが都議選の「目玉」なのか全くわからない。

   あるネットメディアが行った支持率では、小池への支持が都内全域で平均85・3%となったという。これまた安倍自民と同じように、対抗軸がないからという理由が一番多いのではないのか。

   ようやく小池都知事は「豊洲移転問題を都議選の争点にはしない」といいだしたが、当然である。何度もいうが、豊洲移転問題に結論を出して、そのことの是非も都議選で問うというのが真っ当な考え方であろう。

   その結論の出し方によっては、支持率が急降下することも十分考えられる。

「国策企業」東芝の救済シナリオは

   最後はもだえ苦しむ巨竜・東芝は、米原発事業の巨額損失で傷んだ財務基盤を強化するため、営業利益の半分程度を稼ぐ同事業を売却し、2兆円規模の資金調達を目指すことを発表した。

   それでもなお苦しい状況ではあるが、週刊現代によれば、メインバンクは東芝支援をこれからもやっていくと、腹を決めたと報じている。

   それは、東芝がインフラ事業や鉄道、道路標識などに深く関わっているから、もし東芝が潰れれば、オフィスビルやタワーマンションでエレベーターが止まり、鉄道が運休し、交通標識が誤作動を起こす。

   また東芝社員は19万人だが、東芝の取引先は1万社を超えるといわれ、全国1万件の連続倒産にでもなれば、日本経済にも大打撃である。

   それに事故を起こした原発の廃炉の技術や軍需産業もある。東芝は「国策企業」だから、これを放置したままにすれば、日本だけではなく、国際的な外交問題にもなりかねないのだ。

   だからメインの三井住友銀行も、東芝への不満はいうが、手を引くことはないようだ。また週刊現代によれば、政府系の「産業革新機構」が出資するシナリオもあり、政府系として生き残る可能性もあるようだ。

   たしかに、これだけの企業を潰すわけにいかないことはわかる。だが、それと、東芝の経営陣の放漫経営、経営責任追及をおろそかにしてはならない。すべての膿を出し、経営陣を一新し、不要な部分はそぎ落として新生東芝として厳しい再建への道を歩む。

   東芝で起きていることは氷山の一角であるはずだ。第2、第3のシャープや東芝はこれからもっと出てくる。そのためには徹底的な東芝の再建を、国民にわかるように見える形でやってもらいたいと思う。

姉妹サイト