小池派「都議選」候補者リストの顔ぶれに?マーク
ところで小池都知事が都議選に候補者を多数擁立して、意のままに動く多数派を作ろうと画策していることはよく知られている。
週刊ポストは、その候補者リストを入手したという。その数263人。この中から70人程度が選ばれるとポストは見ているようだが、メンツはバラエティに富んではいるが、政治家としては未知数である。
例えば、スピリチュアルカウンセラーで国民的美魔女コンテストのファイナリスト。グラフィックデザイナー。元キャビンアテンダント。80年代に流行したファッションブランドの創業者などで、その中でも目玉候補が東京MXテレビの元看板アナの天野ひかり、IQ145以上を売り物にする秀才タレントの利咲、美人歯科医の照山裕子、マンガ雑誌『ヤングマガジン』などのグラビアを飾った穴繁あすかたちだという。
私には、なぜこの人たちが都議選の「目玉」なのか全くわからない。
あるネットメディアが行った支持率では、小池への支持が都内全域で平均85・3%となったという。これまた安倍自民と同じように、対抗軸がないからという理由が一番多いのではないのか。
ようやく小池都知事は「豊洲移転問題を都議選の争点にはしない」といいだしたが、当然である。何度もいうが、豊洲移転問題に結論を出して、そのことの是非も都議選で問うというのが真っ当な考え方であろう。
その結論の出し方によっては、支持率が急降下することも十分考えられる。