広島の温泉施設でレジオネラ菌の集団感染 1人死亡、2人重症で入院

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   広島県三原市の温泉施設で、肺炎などを引き起こすレジオネラ菌の集団感染が発生したそうだ。

   問題の施設は日帰り温泉施設の「みはらし温泉」で、今月(2017年3月)初旬から中旬にかけて同施設を利用した客40人以上が感染。50代男性1人が死亡し、2人が重症で入院しているという。

「レジオネラ菌の怖さとは!?」(番組ナレーション)

水しぶき吸って発症

「汚染された水の中で(菌が)増殖して、飛んだ水しぶきを吸引することで発症する。誰でも発症する可能性があり、50歳以降、とくに70歳以降では免疫が落ちて、発症するというデータがある」(池袋大谷クリニック院長)

   この施設では8年前にも利用客がレジオネラ菌感染で入院したそうで、以来、配管の消毒回数を増やすなどしたというが、記録が残ってないなどずさんな管理態勢だったことがわかったという。

   施設は今月21日から営業を自粛し、ホームページでは「入浴後に発熱、頭痛、腹痛、めまい等の以上を感じておられる場合は直ちに、病院で『○月○日に、日帰り・みはらし温泉に入浴した』と申告された上で診断を受けられますようお願い致します」と呼びかけているという。

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