英国バーミンガムで開催された世界最大のドッグショー「クラフツ」で話題をさらったのは、優勝した犬ではなく、救助犬の障害物競に出場したジャックラッセルテリアのオーリー君だった。動画がユーチューブにアップされるや、「可愛すぎる」と評判になり、すでに900万回以上再生されているという。
最初のハードル飛越に失敗して顔面強打
オーリー君はスタート直後の最初のハードル飛越に失敗し、顔面を強打するとパニックになってしまった。すぐに立ち上がったが、その後はコースを無視して会場内を全速力で走り回る。実況アナウンサーも大笑いで、「全然違う場所を走っているが、オーリーはまったく気にしていない様子」「見ての通り、レースを楽しんでいます。人生を満喫しているようです」と伝える。
飼い主のカレンさんがオーリーを正しいコースに誘導しようと追い掛け回すが、お構いなしに走り回るオーリーに会場も喝采を送る。カレンさんは「オーリーは普段から活発で好奇心旺盛。きょうは観客がたくさんいたので興奮してしまったようだ」と話している。
「頭真っ白になっちゃった」
コメンテーターの本上まなみも微笑みながら「(最初の障害で)落ちた瞬間、頭が真っ白になっちゃったんでしょうね」
司会の加藤浩次「俺もこういうテンションになりたいなあ。周りの目とか考えずに、街とかでバーっとやってみてえ」
岩本乃蒼アナウンサーは「暴走はほどほどにお願いしますね」と釘を刺していた。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト