保育士「30分遅刻で2日間タダ働き」 スカスカ給食の「こども園」に労基法違反の疑いも

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   給食にスプーン1杯分の2種類のおかずと一握りのわずかなご飯という呆れた実態が明らかになった、兵庫県姫路市の私立認定子ども園「ワンズマザー保育園」(小畑育子園長)で、今度は保育士の遅刻に法外な罰金を科す労働基準法違反の疑いが出てきた。

   県と市が行った特別監査で、保育園が市に提出していた保育士の雇用契約とは別に不当な裏契約があったとみられている。

15分遅刻で罰金1万円

   特別監査した市の担当者によると、15分遅刻すると罰金として月給から1万円が引かれ、30分以上の遅刻の場合は2日間タダ働き、無断欠勤には7日間ボランティア働きという独自の決まりがつくられていた。当然、時間外手当もなかったらしく、保育士が退職届を出そうとしても小畑園長は受け取らなかったという。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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