さらに高濃度の地下水汚染が判明
それよりも石原氏は、小池知事の豊洲移転の延期に熱くなった。「議会にも計らずに、議会軽視の最たるものだ。彼女の不作為の責任が問われるべきだ」と厳しく批判した。「不作為」じゃなくて、「作為」では?
築地市場関係者は、「責任ははっきりしない。直ちに豊洲へ行け、という人がいるが、見当違いだ」「知事時代の責任を果たしているのか」「みんな本当のことを言ってるんだと思う。ただ、記憶が違ったり......」と受け取りは様々。
批判された小池知事は、「先の記者会見の内容をあまり出ていなかった。(移転については)総合的に判断」とだけだった。
その豊洲では、さらに高濃度の地下水の汚染がわかって、さらに移転の先行きが読めなくなった。
司会の夏目三久「新しいことは特に出てこなかった?」
龍崎孝(流通経済大学教授)は「なぜ土壌汚染の土地を買ったのか、誰が決断したのか、肝心のところが明らかにはならなかった。現時点ではこれ以上の真相究明は難しい」。さらに「小池知事は都議選の争点にするという意向も見せているが、政治と安心・安全とは別、豊洲移転を政治的な道具にしてはならない。決断の時だ」という。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト