「安倍首相から100万円もらいました」 籠池理事長の突然の対決姿勢の裏に何が?

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首相に「可愛さ余って憎さ百倍」か?

   中瀬ゆかり(新潮社出版部長)「国会で安倍さんから籠池理事長が『しつこい』と言われて、恋する人に振られたみたいな、可愛さ余って憎さ百倍みたいな感情になっているとしたら、抱き付き心中みたいな覚悟で挑んでいるという可能性もある」。

   笠井信輔アナ「籠池さんは自分が非難されても相手にダメージを与える何らかの戦略を考えていると思う。我々の思っているより戦略的で、窮鼠は猫をかみますので何かが起きる可能性は十分あると思う」。

   番組にゲスト出演の伊藤惇夫(政治アナリスト)は、「(籠池理事長には)どこか思想的な部分を含めビジネスの匂いを感じ取れるところがある。ターニングポイントは15日。記者会見を中止してノンフィクション作家と打ち合わせをした。あのあたりから方向転換した。今まで仲間と思っていた人たちに裏切られ、このままでは自分だけが悪者にされると反撃に切り替えたのだと思う」と話した。

   籠池理事長が小学校設置認可の申請を取り下げたとたん、財務省は「国有地の返還を求める方針」を決め、国交省も補助金約5600万円の返還を求める方針を示した。大阪府も植樹費用の補助金約650万円の交付中止を決めた。

   手の平を返すように次々明らかになってくる厳しい行政の対応に反発したのかもしれない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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