森友学園、小学校設立申請取り下げ、理事長辞任表明 「独演会」のような会見許したメディアの責任も大

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   大阪豊中市の国有地安値払い下げで渦中の学校法人「森友学園」が先週金曜日(2017年3月10日)に会見し、建設中の小学校の設立申請を取り下げたと発表した。籠池泰典理事長は理事長を辞任するとしたが、疑惑の多くについては、まともに答えず、最後は一方的に会見を打ち切った。

   籠池氏は、開口一番「瑞穂の国記念小学院の設立の申請を取り下げてまいりました」といった。問題の払い下げ国有地に4月開校予定で建設が進んでいた小学校だ。「苦渋の決断。涙が出るような気持ちでありました」。さらに、理事長を退任すると明かした。

3つの「建設費」全部正しいと強弁

   しかし、様々に伝えられる疑惑については、強硬に否定した。小学校の設立で3カ所に出した「建設費」の金額が異なっていた件では、「偽造ではありません。全部正しいものだ」と不可解な説明。

   7億5000万円(大阪府)、15億5500万円(関西エアポート)、23億8000万円(国)、全部正しい? こうした疑問への記者のツッコミぶりが全然見えない。

   また、政治家との関係については、稲田朋美防衛相らの名前が挙がっているが、「想像にお任せします」。また、金を渡そうとしたので拒否したと話した鴻池元防災相についてもうやむや。

文   ヤンヤン
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