大震災から6年、福島第一原発事故いまだ収束せず 避難解除しても子ども帰られない環境

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文春おすすめの納豆もどうか?

   一方で週刊文春は、納豆が脳卒中リスクを30%減らし、乳がん、前立腺がん発症リスクを下げるという特集を組んでいる。

   納豆で思い出すのは、フジテレビ系の情報番組「発掘! あるある大辞典II」で「納豆がダイエットに効果的」と紹介し、のちにこれがやらせであったことが判明して番組が打ち切りになったことだ。

   たしかに納豆に含まれるナットウキナーゼは血中の血管を詰まらせる血栓を溶解する力があるといわれる。私もほぼ毎日食べてはいるが、がん細胞まで死滅させるといわれると? である。

   氾濫するこうした健康情報は、話100分の1ぐらいに聞いておくのがいいのではないか。

   ところでこのところ、皇太子の娘・愛子さんが「激やせ」したことがよく取り上げられる。

   今週も週刊新潮が3月3日に彼女が学習院女子中等科へ入る姿を撮り、過度の糖質制限で「拒食症」ではないかと報じている。

   たしかに以前よりほっそりしてきれいになったと思う。彼女もお年頃である。ましてや外を歩けばパパラッチに狙われ、太り過ぎだ、髪型がどうだと書かれるやんごとなき身分のお方なのである。

   やせてきれいになりたいというのは年頃の女の子としては当たり前であろう。いいではないか。万が一拒食症であっても、それをチェックするのは両親の役割である。出過ぎたことをしないで静かに見守ってあげるべきだ。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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