「あなたはどっち派!?スッキリ!!JUDGE」のコーナーで取り上げられたのが、ネットで賛否両論が騒がれている仙台のラーメン店の話題だ。大盛りラーメンが人気の店を初めて訪れた客に店主が「小」を勧めたにもかかわらず、「大」をオーダーした客が半分以上残して帰った。この客に対して店主は思わず「二度と来ないでくださいね」と口にしていたという話が、店の公式アカウントで公開された件である。これについてネットでは、「店のアカウントで公に言うべきではない」「いい抑止力になる」と賛否が渦巻いている。
果たして、「飲食店がSNSで客へ怒りコメントを投稿」は、ありかなしか?
賛否両論のスタジオ
これにはスタジオコメンテーターも賛否両論。編集者の山本由樹は「客と店は基本的に対等。何を言ってもいいはず。ただしリスクがあることは知っておくべき」。司会の近藤春菜も「個人名を名指しして批判しているわけではないのでありだと思う」。加藤浩次も「客も店に対してバンバン言っているのだから、店も言っていい。もっとサービスをありがたいと思うべき」と賛成のコメント。
これに対し「なし派」の女優・本上まなみは「何でこれを知らしめたいのか理解できない。本人にそう言えばいい」。菊地幸夫弁護士も「自分の腹具合がわからない人もいる。それを受け入れる寛容さがあってもいいのではないか」と反論を展開。
司会の加藤は両論をまとめるように「この場合も、客が残してごめんなさいと言えば、ここまでの騒動にはならなかった」と言うと、菊地弁護士が含蓄のある名言を吐いた。
「人を許す時が、自分を高める時です」
これに加藤が大騒ぎ。
「ありがたい言葉、ありがとうございます。そーかー、ホトケだなー」
一般視聴者の投票結果も「あり派」がやや多かった。加藤はコーナーの締めのコメントでも菊地弁護士の名言に「でも弁護士なんですよね」と冷やかしていた。