きのうの4発弾道ミサイル、在日米軍向けの訓練だった! 北朝鮮メディアが発表

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   「北朝鮮メディアがけさ(2017年3月7日)、在日アメリカ軍を攻撃する部隊が参加して弾道ミサイルを発射訓練したと伝えました」

   司会の羽鳥慎一が緊張気味に報告した。北朝鮮はきのう6日、4発の弾道ミサイルを発射、ミサイルは約1000キロ飛び、そのうち3発が日本の排他的経済水域内に落下した。北朝鮮の朝鮮中央通信によると、発射訓練には金正恩・朝鮮労働党委員長も立ち会い、この発射訓練の成果を高く評価し、今月(2017年3月)から韓国で行われている米韓合同軍事演習を牽制し、「有事の際、米韓の侵略があれば、核弾頭を装着したミサイルで火の海にする」と威嚇したという。

まだアメリカに届かず、在日米軍狙う危険性

   羽鳥「衝撃だったですね。日本にいるアメリカ軍を攻撃するための訓練とは」

   軍事アナリストの黒井文太郎氏は、北朝鮮の思惑に「あくまでもアメリカに向けた軍事行動との意思表示」とみている。青木理(ジャーアリスト)も「北朝鮮はミサイルと核の開発は、自分たちの体制を崩壊させる可能性のあるアメリカに対する防御だと言っています。まだアメリカまでは届かず、直近にある在韓米軍、在日米軍を、というこれまでの延長戦ですね」と解説する。

   羽鳥「でも、攻撃されるのは日本の領土領海という可能性も十分ありますね」

   菅野朋子(弁護士)「安倍首相が(北朝鮮のミサイルは)日本に対する脅威と言っていましたが、米軍基地があることが果たしてどうなのか、ということになりますね」

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「そこですよ。沖縄でも日本を守るために米軍基地が必要だと言っていましたが、日本に関係ない戦争のために攻撃されるというリスクがあるということです。これまでなぜ、強調していなかったのか」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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