ミサイル4連発はTHAAD(迎撃ミサイル)の無力化狙いか?
その北朝鮮は昨日(6日)、西部の東倉里から4発の長距離ミサイルを同時発射した。いずれも高度260kmに達し、約1000kmを飛んで日本海に落下したが、うち3発は秋田県沖の日本の排他的経済水域内に落下したとみられる。
安倍首相は参院予算委で「新たな段階の脅威」と警戒感を表明したが、これに米のトランプ大統領も、「日本の立場を100%支持する」と応じた。ミサイル発射は「国連安保理決議違反。強く非難する。あらゆる手段を用いて高まる脅威に対抗する準備はできている」との声明も出した。
専門家は、北の狙いは、韓国に配備されるTHAAD(迎撃ミサイル)の無力化だと見る。4発同時に発射されたら、THAADは対応できないからだ。それと1日から始まった米韓合同軍事演習をけん制する狙いだと。まだ、打ち上げが予想されるともいう。困った隣人だ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト