「アッキード事件」と呼ばれ始めた「森友学園」問題 政治家への現金授受疑惑も浮上!

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   大阪の学校法人「森友学園」が、豊中市内の国有地をとんでもない安値で払い下げを受けていた問題。とうとう学園側が不穏な動きをしてきたと明かした国会議員が出てきた。「安倍さんの奥さん気の毒や。乗せられたんだよ」とまでいう。学園の素顔が見えてきたようだ。一部のメディアはこの件をとうとう「アッキード事件」と呼び始めた。

鴻池祥肇・元防災相が面談記録認める

   昨日(2017年3月1日)の衆院予算委では、森友学園が国会議員に働きかけていたのではないかと野党が追及していた。共産党の小池晃氏が、「ある自民党国会議員事務所の面会記録を入手した」として、2013年10月12日、学園の籠池泰典理事長夫妻との面談記録を読み上げた。

「小学校用地の件、近畿財務局と大阪航空局職員数名と共に現地視察。その際、事務方の判断できることではないというニュアンスを感じたので、上から政治力で早く結論が得られるようにお願いしたい。土地価格の評価額を低くしてもらいたい」

   小池氏によると籠池氏は、年間賃貸料の約4000万円を2730万円に減額するよう求め、半額近くに減額されたという。小池氏は「事務方が判断できる問題じゃない。政治家の関与の全容を明らかにしてください」と迫った。

   安倍首相は「どういう文書かわからない。立証する責任はそちらにある。事務所の名前も出さずに、調べようがない」と突っぱねていたのだったが、夜になって、鴻池祥肇・元防災相が「あらぬ疑いがあるのではないか」と会見して、面談記録が自分のものだと認めた。

   鴻池氏は、何年か前講演を依頼されて、学園に行った。「子どもたちの態度はすばらしかった。教育勅語とか暗唱して、思想的には合うなと思った」という。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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