誰が情報統制を強めたか?
が、経産省は「丁寧に取材を受けるため、省内で執務時間中に対応するのが原則」という。一旦そうなれば、そうなっていくのはお役所の習い。問題は、誰がなぜ、こんなことを決めたのか、ということ。トランプは誰だ?
司会の夏目三久「なぜ急にこんな対応を?」
コメンテーターの龍崎孝(流通経済大学教授)は、「機密情報が外へ漏れる、のを嫌がっているということだと思うんですが」と、「愚行」と書いたフリップを示して、「愚かな行為だと思います」
「何のために鍵を閉めるのか、外で人と会ってはいけないのか。我々も入れないけど、職員も閉じ込めてしまう。国民の知る権利を拒むと同時に、職員を信じていないということ。あってはならないことだと思う」
頭が柔らかくて、時に騒々しくて、憎めない秀才が集まるところだった経産省。ついに劣化が始まった、といってよさそうだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト