「校庭の産廃ゴミ、埋め戻した」と業者 森友学園理事長は「仮置き」と主張

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   とにかくキナ臭い。大阪・豊中市に学校法人森友学園が建設中の小学校用地の払い下げ問題だ。安倍首相の名前で寄付行為、昭恵夫人が名誉校長、国有地払い下げの代金が1億3400万円なのに、ゴミ処理の値引きがなんと8億1900万円。「手続きは適正に」と言いながら、財務省は「譲渡にかかる記録は残っていない」という。

   夏目三久「ゴミの撤去費用8億円は適切だったのでしょうか。搬出に当たった業者を直撃しました」

   土木工事会社の代表は、「家庭ゴミ、マヨネーズのフタ、靴、靴下、いろんなものがあって、アンモニア臭がきつかった」という。現在建築中の校舎の部分にあった汚染土は直接搬出できないので、校庭になる部分の土を取り除いて、掘った穴に汚染土を埋め戻した。「表面は綺麗な土を入れた。子供が遊び回る校庭だから」

   ところがこれに学園が反論した。HPで、「業者の証言は、産廃土を埋め戻して隠蔽したと誤認したものと思われます。産廃土の一部を地下に仮置きしたものだ」とした。「仮置き」とは言いも言ったり。明日(2017年2月28日)から、仮置き土の搬出作業を始めるとしている。

交渉記録は破棄したと財務省理財局長

   国会では連日この問題が取り上げられているが、財務省の答えは、まさに木で鼻をくくったというやつだ。「8億円分の工事、確認しました?」「相手方から適正と聞いている。売却後なので具体的には把握していない。契約上確認の義務もないし、状況を把握していない」。まるで喧嘩腰だ。

   さらに、「交渉の記録は?」「近畿財務局と森友学園との交渉記録はございません」「契約と同時に破棄した? 隠蔽じゃないか」「......」。いずれも佐川宣寿・理財局長。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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