<「東京タラレバ娘」(日本テレビ系)>
「アラサー恋愛あるある」てんこ盛り 使えるかもしれない恋愛名言集も

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   「あの時、あーだったら(...)」「もっと、こーしてれば(...)」女同士でタラレバ言ってるうちに30代に突入。2020年東京オリンピックをひとりで過ごすなんてヤダーーー、と焦るアラサ―女子のもがきっぷりを描く。原作は東村アキコの同名漫画。

   前クールで、ガッキーの「逃げ恥」(TBS)や、石原さとみの「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(日本テレビ)にハマった女子たちが、今クール、楽しめるドラマといえば、これしかない。

   原作ファンとしては、ヒロイン倫子を演じるのが吉高由里子で、その友人・香が榮倉奈々、小雪が大島優子って、なんかイメージが違うなあと、半ば反発しつつ見たのだが、思ったより悪くなかったのでホッとした。3人ともそんなに好きな女優ではなかったけど、回を重ねるごとに親しみも沸いてきた。

   居酒屋「呑んべえ」で毎日のように女子会するタラレバ娘たちの会話が、自分たちが居喋っていたのを聞かれたのでは?? なんて思うほど実にリアル。「男っていうのはいつも高級アイスを食べていても、昔、食べた棒付きアイスが食べたくなる」とか、「こっちがシャットアウトしたらおしまい、それが不倫だよ」とか、なかなかユニークな"恋愛名言"が散りばめられ、思わずメモしてしまった。いつか、不倫で悩む友人から恋愛相談された時に使おうっと(笑)。

   8年前に振った男(鈴木亮平)に「大事な話がある」と言われ、舞い上がって「プロポーズかも」と盛り上がったものの、恋愛相談されただけだったとか、金髪のイケメン(坂口健太郎)と酔って一夜を共にしてしまったとか、元カレと再会し、相手に彼女がいるのにセカンド的立場でつき合うとか、妻とはうまくいっていないという男性と不倫するとか、アラサー恋愛あるあるがてんこ盛りで、ついのめり込んでしまう。

「料理人」もこみちに癒し求めるヒロイン

   第5話からは、速水もこみちという新たなイケメンも投入された。もこみちといえば、「ZIP!」の料理コーナーでおなじみ、もはや俳優というよりも料理人といったほうがぴったりくる。そんなもこみちの役どころは、イケメンバーテンダーで、やっぱりカウンターの中で料理するシーンが用意されていた。

   頑張って書き上げた脚本が採用されずに落ち込む倫子が、「癒されたい。優しく癒されたい」と、もこみちのいるバーに行き、恋愛に逃げ込む気持ちもよくわかる。ラブラブモードでとりあえず第5話は終了。タラレバ娘3人がそれぞれどんな幸せを掴むのか、最後まで目が離せない。(水曜よる10時~)

くろうさぎ

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