主権侵害で外交問題に発展
空港内での犯行のもようは防犯カメラで解明されており、関わった人数も11人と特定されている。うち4人を逮捕、4人が事件後北へ帰国、残り3人を捜査中としている。
脱北した元工作員によると、暗殺の中心になったのは、偵察総局のチーム。多数が同時に動けるのはここしかないという。総局の一部門である対外情報調査部(別名35号室)は、過去に大韓航空機爆破や日本人拉致などを引き起こしている。
司会の夏目三久「今回は外交問題にまでなっています」
龍崎孝(ジャーナリスト)は、「ミサイルの発射や核実験は、自衛のためでもあるから、他国が口を挟めない部分がある。しかし、今回は政治的暗殺ですから、主権の侵害になる。意味合いが全く違う」という。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト