余罪発覚、逮捕5回の主犯ドクター! 東邦大OB医師らの性的暴行事件

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   高級ラウンジふうに飾り付けた部屋で10代~20代の女性たちを「飲み会」と称し誘い、酒を無理やり飲ませ性的暴行を繰り返していた現役医師らが集団準強姦容疑で逮捕された。

   調べを進めるうちに余罪が続出し、主犯格の医師は逮捕回数がなんと計5回に及んでいる。「とくダネ!」は、犯行現場となった高級ラウンジふうの部屋の写真を入手し、卑劣な「飲み会」の実態に迫った。

   埼玉県警が16日(2017年2月)逮捕したのは、船橋中央病院の医師、上西崇容疑者(31)、東京慈恵会医科大附属病院医師、松岡芳春容疑者(31)、東邦大学医学部6年の柁原龍祐(かじわらりゅうすけ)容疑者(25)の3人。3人は東邦大学医学部の卒業生とその後輩だ。

   今回の3人の逮捕容疑は昨年4月30日夜、被害女性を含む男女10人を集めた飲み会で、当時10代の女性に「罰ゲーム」と称し、大量の酒を無理やり飲ませ、気づかれないように3人がLINEを使って「もっと酒を飲ませよう」とやり取り、酩酊状態になったこの女性を集団で強姦した疑い。しかもその様子をスマホで撮影していた。

高級ラウンジふうの部屋で犯行

   犯行に使われた部屋は上西容疑者が借りたもので、JR蒲田駅から徒歩1分ほどの雑居ビル5階にある。番組が入手した映像を見ると、豪華なシャンデリアに壁際には巨大スクリーン、さらに奥の部屋には間接照明がつけられた棚に高級な酒の入った瓶が並びさながら高級ラウンジのよう。

   飲み会に誘われた体験のある女性は「『お医者さん集めてパーティーとか飲み会をよくやっているからおいでよ』みたいな感じで」誘われたという。

   主犯格の上西容疑者は、この部屋で昨年10月5日以降、10代~20代の女性6人に性的暴行をはたらき集団準強姦容疑で逮捕されるなど次々と余罪が発覚し、今回の逮捕で5回目となる。

医師の肩書き使い、大学生を誘う

   その手口も、上西容疑者が大学生主催のイベントに出向き、医師の肩書を悪用し女子大生を誘っており、警察は常習的に犯行が繰り返されていたとみている。

   司会の小倉智昭は「信頼されているはずの医師がその肩書を利用し最悪のことをやっている。わかりませんね~」と嘆いた。

   一方、のこのこ出かける女性もどうかと思うが、コメンテーターの夏野剛(慶応義塾大特別招聘教授)は「この20年間の経済不振のなかで医師の社会的地位が異常に上がってしまった。女性からすると経済的に苦労しないで済むと思うのか、医師と結婚できたらと考える。そんな背景があるのではないか」と指摘している。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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