チーム11人の大掛かりな陰謀? マレーシア警察、北朝鮮の男4人を国際手配

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

コーディネーターか北朝鮮籍の男1人を逮捕

   マレーシア警察は、防犯カメラの映像などから、2日後の15日、ベトナム旅券所持のドアン・ティ・フォン(28)とインドネシア籍のシティ・アイシャ(25)とマレーシア人男性を逮捕。さらに17日、クアラルンプール郊外に住む北朝鮮籍のリ・ジョンチョル(46)を逮捕した。

   女2人は、「テレビ局のびっくり番組に出たつもり。殺害は知らなかった」といっているといい、現場近くのカフェで逃走した4人の男たちが見張っていたという証言もある。ベトナムの女はトイレに手袋を捨て、タクシーでホテルに帰ったことがわかっている。

   リ容疑者は、1年ほど前から郊外のマンションに妻と子供2人と住んでいたという。ただ、彼はインドの大学で医化学を学んで、マレーシアの薬品会社で働いていたとされ、薬品・毒物に精通していた可能性がある。しかし、調べに対しては「やっていない。空港へも行っていない」と否定しているという。

   住んでいたマンションは、警備員がいるゲート、プールや子供の遊戯施設、ジムまである。またエレベーターもカードがないと動かない、監視カメラも100台以上という高級なもので、北朝鮮の人間がなぜ? と首を傾げたくなるところだ。現地にいる中道秀宣記者によると、現地メディアは、リ容疑者は、暗殺チームに情報・便宜を図るコーディネーターだったとしているという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト