アメリカ・フロリダに住むジェイクは周囲となじめずにいるちょっと変わった少年だが、怪物に殺された祖父の遺言に従ってある島を訪れ、美しいが厳格なミス・ペレグリンと奇妙な子どもたちに出会う。ジェイクは初めて他人と打ち解け楽しい時間をすごすが、破滅的な危機が迫っていることを知る。みんなを守らなければならない。友情と冒険を描いた物語の始まりだ。
「チャーリーとチョコレート工場」「アリス・イン・ワンダーランド」のティム・バートン監督が届けるファンタジー映画である。
サミュエル・ジャクソンの「白い眼」怖い
この映画の一番の見どころは奇妙な子供たちである。空を飛んだり火を操ったり、怪力であったり、透明人間であったり、頭の後ろにグロテスクな口があったりする。心臓を入れることによって、死者や人形を操る能力をもった子供もいる。
不思議なことに、そこでは1940年の9月3日が毎日繰り返される。過去も未来もないのだ。しかし、それが彼らを守る手段でもあった。ジェイクたちは敵とどう戦うのか。子供たちの目玉を食べようとする邪悪なバロン役をサミュエル・L・ジャクソンが演じている。これがかなりのはまり役。特殊メイクの白い眼は怖い。ミス・ペレグリン役のエヴァ・グリーンよりジャクソンバロンの方が魅力的だ。
PEKO
おススメ度 ☆☆☆