西日本で降り続いている雪は、あす11日(2017年2月)朝までに中国地方でさらに最大100センチ、近畿で80センチと予想されている。齋藤寿幸リポーターは「強風とともに大雪がけさも降り続いています。あっという間に積りました」と伝える。司会の羽鳥慎一が「今シーズン最強の寒波ということですね。雪が1日でダッと増えています」と取り上げた。
九州、紀伊半島にも雪雲
鳥取・智頭町は除雪車を6台増やし、県職員も出動して対策に追われるが、雪を捨てる場所がなくなる心配も出始めた。気象予報士のふたむらちづこが示したフリップでは、鳥取、島根の県境や新潟県を雪雲がびっしりと覆っている。「雪の量はさらに増えます。雪雲は一部が九州や紀伊半島にも流れ込みます」
ふたむらによると、上空5000メートル付近でマイナス42度という寒気が今夜から西日本に流れ込む。大雪の目安といわれる寒気はマイナス36度だから、これは強力だ。車の立ち往生や大規模な停電の可能性がある。「今回は影響が長引くのが特徴で、少なくとも朝までは広い範囲で警戒が必要です」と注意を呼び掛けた。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト