日米首脳会談まであと2日。安倍首相とトランプ大統領のゴルフ外交の行方はどうなるのか。日程としてはワシントンで10日(2017年2月)、会談したあと翌日に大統領の別荘のあるフロリダ州のパームビーチに場所を変えてゴルフをするのではないかと見られている。
司会の羽鳥慎一「ゴルフ外交に日米で食い違いがあるようです。トランプ大統領は『安倍首相がゴルフをしたいということなので......』といい、日本の政府関係者は『アメリカから提案があった』といっています」。
中林美恵子(早稲田大学准教授)「相手から、ということの方が心証がいいですし、自分の義務感がなくなりますしね」
投資家もゴルフの行方を注視
ゴルフについて大統領は「ゴルフはランチよりも、その人をよく知ることができる。(安倍首相はゴルフが上手かどうか知らないが)安倍首相はゴルフが好きなことは間違いない。ゴルフが好きな人に悪い人はいない」といっている。ゴルフのプレー写真をみると、本人も相当好きなようで、なれたフォームだ。
羽鳥「トランプさんは、ゴルフを重要視していますね」
中林「これまでのビジネスでもそのようにやってきたのでしょうね。いいゴルフ談議になればといいと思いますが、首脳同士なので、まわりのメディアも投資家も期待してじっと見ています。アメリカの新聞では見出しが躍っていて、安倍首相はもの凄い投資を持ってきてくれると書いています。期待が高まると、収まるのが難しいですよね」
浜田敬子(アエラ前編集長)「しかもこの時期、2人がゴルフで仲良くやっている姿は日本にとってもリスクもありますからね。イギリスでは入国禁止反対の演説をした議員もいます。難しいですね」
トランプ大統領とのゴルフ、どう考えるか。
一ツ石