出された資料は「のり弁」状態
監視委員会から出された資料は、黒塗りだらけの「のり弁」状態だったが、それでも、「予算を増やすために、天下りが欲しいと言っている」(民進・後藤祐一氏)など読み取れるものがあった。しかし松野博一・文科相は、「調査結果が出てから報告する」とした。違法なものがどれだけあるかだ。
「あさチャン」は文科省と再就職等監視委員会に、嶋貫氏の関与の度合い、退職金、違法天下りは何件かなどを質問したが、「調査が終わるまで公表できない」と回答は拒否された。
新橋駅前で聞いても、「国民感情として許せない」「ちょっと想像できない。真面目に働いてる人が嫌になっちゃうね」「(われわれは)再就職と言っても地元の警備員」などという声ばかり。
スタジオにはその「のり弁」がボードで示されたが、まあ、ひどいもんだ。
夏目三久「委員会は、個人情報や未確定情報があるから、といっている」
竹内薫「ブラック・ジョークですね。誰がいつどこへ天下りしたかもわからない。文科省の補助金の動きもわからない。委員会の情報開示を監視する委員会が必要ですよ」(笑)
牧嶋博子「これでもじっくり読むと、文科省OBの働きが悪いから、後任をよこしてという大学側の声とかもある。だから、大学は早稲田だけじゃない。全容を解明してほしい」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト