あのビッグ企業も生き残り合併!「コカ・コーラとキリン」「ソフトバンクとホンダとトヨタ」・・・
週刊現代は実名を出して、これから「メガ合併」が起きる企業はどこかという特集を組んでいる。きっかけは、みずほフィナンシャルグループと三井住友トラスト・ホールディングスが、傘下の資産管理銀行を統合すると報じられたことである。日本の三大大銀行でさえ、独立して生き残ることは難しいと考え始めているというのだ。だが、こうしたことや東芝の凋落、ソニーやパナソニックの現状を見ると、これからは生き残ろうとすれば合併していくしかないことは、火を見るより明らかである。
コカ・コーラグループとキリンビバレッジ。三越伊勢丹と高島屋。フジ・メディアHDがWOWOWに触手を伸ばしている。電通と博報堂。JALとANA。パナソニックと日立。三井物産と住友商事。ゆくゆくは斜陽産業になっていく自動車も、ソフトバンク、ホンダ、トヨタ連合ができる可能性あり。どんな合併が起こっても不思議はない。私は講談社と小学館の合併もありだと思っている。
もはや、日本の企業の大半が斜陽に入ったといってもいい。合併か外国企業への身売りか、生き残るにはそれしかない。それとも中国にある日本企業をそっくりアメリカへ移せば、「ういやつじゃ」とトランプが救ってくれるかもしれない。