晴れが続く北海道から九州まで太平洋側で2日(2017年2月)朝、乾燥注意報に加えて強風・風雪注意報が出た。とくに宮城、福島両県には暴風・暴風雪警報が出ている。
一方、日本海側は2日から3日朝にかけて東北、北陸地方では大雪が予想され、東北で最大70センチ、関東甲信の山沿いで60センチ、北陸で同50センチの降雪量が予想されている。
また2日は寒さも北海道、東北では前日に比べ強まり、東京の最高気温は先日より2℃低い9℃と8日ぶりのひとケタ台に見舞われそう。
空気が乾燥し各地で火災が頻発しているなか番組のふたむらちづこ気象予報士は「降雪地域では吹雪による交通機関の乱れに、太平洋側の晴れの地域は火の取り扱いにくれぐれも注意が必要だ」と呼び掛けている。
ただ日本海側の吹雪も3日の節分は冬型に気圧配置が弱まり全国的に晴れが広がりそう。東京の最高気温も二ケタ台の12℃になりそうだ。ふたむら気象予報士は「もっとも5日の日曜日は広い範囲で雨が降り出す見込み」という。
4日は立春、旧暦七十二候では新年が始まり春の兆しが現れる季節だが、さて立春から数えて最初に吹く強い風『春一番』が吹くのはいつだろうか、待ち遠しい。
文
モンブラン