米・中東・アフリカの空港で混乱広がる! 米大統領令で数百人が入国・搭乗拒否

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   トランプ米大統領が連発する大統領令で混乱が広がっている。中東やアフリカ7カ国から米国への入国を禁止し、難民の受け入れも停止した。おととい28日(2017年1月)までに109人が入国を拒まれ、173人がアメリカに向かう航空機への搭乗を拒否された。

   司会の夏目三久「全米の空港で抗議の声も広がっています」

連邦地裁、入国認めるケースも

   裁判所の前で気勢をあげる人々の映像が流れた。ワシントンの連邦地裁が、ケネディ国際空港でビザをもちながら入国を拒否されたイラク人2人を「強制送還はできない」として大統領令を一部停止し、入国を認めたのだ。

   しかし、トランプ大統領は「イスラム教徒のテロリストはアメリカに入れない。そんなやつらには来てほしくないね」と意気盛んだ。メキシコ国境の壁建設やTPP(環太平洋経済連携協定)からの脱退など、大統領令は就任から1週間余りで15にのぼる。「記録的スピードで新しいことに取り組んでいる。スピードと知力で全国民のための戦いをやめない」と、いつものトランプ節をまくしたてる。

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