「我々は気になる情報を入手した」(番組ナレーション)。先週、北極圏でナゾの音が観測されたと、カナダの公共放送CBCが報じたそうだ。
それによると、カナダ北東部の沖合で昨年(2016年)10月、一隻の漁船が海底から複数回、原因不明の奇妙な音をキャッチしたという。その音は、パキッパキッと氷が割れるような音だそうだ。さらに、この音が聞こえた前後、海域に生息する動物の姿が消えたと漁師たちが証言しているという。
カナダ軍も調査に乗り出す
カナダ軍が原因究明に乗り出したものの、番組が軍の担当者に直接、聞いたところでは、目下ナゾの音を探知できていないため、原因はまったく不明だそうだ。しかし今日からは、現地で音の専門家を加えて、1週間に渡り、調査を続けていくという。
メディアでは、未知の海洋生物の鳴き声、潜水艦の移動する音、海底火山の噴火する音、海氷が割れる音などといった「仮説」が伝えられているという。