教育委員会の心配は大金の弁済?
菅野朋子(弁護士)「小学生が大金を渡していること自体が非常に異常であって、なぜ子どもがそういうことをしたのかという根本を解決する姿勢が全然ないですよね。いじめがないんだから放っておきましょうという姿勢がみられる」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「(第三者委の)おごりおごられる行為そのものは『いじめ』ではないというのはその通りで、一般論の話ですよ。そのあと当該児童の行為には『いじめ』の存在があったと認めている。なのに、いじめはなかったはおかしいでしょう」
報告書の都合のいいところだけ取り上げ、いじめの存在を否定するのは弁済問題が発生しややこしくなるからか。教育長のこんな姿勢では学校からいじめをなくすのは難しい。