大陸間弾道ミサイルも役に立たなくなる全く新しい兵器の研究を防衛省が進めているという。「レールガン」と呼ばれている新兵器は、北朝鮮のミサイルを槍刀に例えれば種ケ島銃に相当し、戦いを大きく変えるゲームチェンジャーに匹敵するという。玉川徹(テレビ朝日ディレクター)が『そもそも総研』で、その新兵器の威力を探った。
「レールガン」とは一体どんな兵器なのか。玉川が、航空自衛隊の織田邦男・元航空支援集団司令官や軍事研究家の井上孝司に話を聞いた。
火薬の代わりに大電流使い、アメリカでは実験段階
この新兵器はアメリカではすでに実験段階に入っており、10年以内に実戦配備される見通しという。簡単に言うと、火薬の代わりに大電流を推進力に使って金属の塊を発射する仕組み。
大砲の砲身に相当するのが電流を通す2本のレール。レールの間に伝導体に包まれた弾丸を挟み、レールに大電流を流すと磁場が生じ、そのすさまじい推進力で弾丸が飛び出す。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト