韓国の朴槿恵大統領への疑惑追及が進む中、大統領の側近で現役閣僚の新たな疑惑が浮上してきた。大統領の疑惑を追及している特別検察官が17日(2017年1月)、朴政権に批判的な芸能人らをブラックリストに挙げ、政府の支援事業から排除していたとして趙允旋(チョ・ユンソン)文化体育観光相(50)と金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長(77)の2人を職権乱用の疑いで事情聴取した。
2012年の大統領選で朴大統領のライバル候補を支持したり、セウォル号沈没事件で政府の対応を批判したコメントをしたりした芸能人ら約1万人の名前を記載したブラックリストを作成したとされる。
女優ハ・ジウォンら韓流スターも対象
趙大臣も9日の国会聴聞会で、「芸能人の支援を排除するリストは存在したと判断できます」と、ブラックリストの存在を認めている。
リストに挙げられた芸能人は、俳優のソン・ガンホやチョン・ウソン、女優のハ・ジウォンら韓流スターたちで、KBSテレビが報じたところによると、「私は常識的な理念と道理、正義を求めたいです」(ソン・ガンホ)、「ブラックリスト? 誇らしい、パク・クネ前に出ろ!」(チョン・ウソン)などと反論しているという。
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モンブラン| 似顔絵 池田マコト