カナダの雪山で雪崩に巻き込まれた男性が、雪崩用のエアバッグのおかげで「奇跡の生還」を果たしたそうだ。オーストラリア人のトム・オウィさん(30)は、バックカントリーでスノーボードを楽しんでいたところ、雪崩に遭遇したという。
「雪崩のときは窒息死する例が多いということですが、今回、エアバッグが浮きになってトムさんは雪に埋もれずに済んだ、助かったということなんです」(木下康太郎アナ)
重さ3キロの背負うタイプ、価格は10万円
オウィさんを救ってくれたエアバッグは、リュックサックのように背負うもので、雪崩の際に、棒を引くことでバッグがふくらむという。広がると横1メートル、縦75センチの大きさになるそうだ。重さは3キロほど、価格は約10万円で、トムさんは先月の誕生日にこのバッグをプレゼントされたばかりだったという。
「誕生日プレゼントがこのバッグじゃなかったら、もしかしたら助かってなかったかもしれない」(木下)
「クルマのエアバッグとは違って、(動作させるには)自分で引かなきゃいけない。そのタイミングがちょっとむずかしいかもしれないですが」(司会の小倉智昭)
似顔絵 池田マコト