14日(2017年1月)行われた大学入試センター試験の英語リスニング中に、受験生の一人から「監督者のせきで問題の音声を聞き取れなかった」と申し出があり、再試験することになった。
静岡大学が実施した、県立静岡高校(静岡市葵区)の第4試験室で、この申し出があり、監督者に確認したところ認めたため、希望者には21日に再試験を行うことになったという。
この部屋には40人がいたが、何人再試験を受けるかは分かっていない。
リスニングは不具合多いが、これは?
このニュースを聞いて受験生を持つというコメンテーターの菅野朋子弁護士は「わかる、これはわかる。リスニングは毎年不具合がある」と理解を示した。さらに日頃は「正義派」のテレビ朝日ディレクター、玉川徹が「大事ですよ。僕もあと10点低かったら、京大落ちてたから」と意外なフォローをした。
司会の羽鳥慎一が「1、2点のボーダーに何千人もいますからね」と締めくくると、菅野が「でも生徒の方がやっていたら(再試験を)やるのは難しかったかも」とまぜかえした。
韓国では遅刻しそうな受験生を警察が白バイで運ぶなど、国中が受験に対して異常に神経質だ。今回せきをしたのが受験生だったら、果たして再試験はあり得ただろうか。今年も受験シーズンの幕があいたところだ。
文 ちばっち|似顔絵 池田マコト