なぜなくならない視覚障害者のホーム転落事故! 埼玉・蕨駅のケースを検証する

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ホームドア設置進むが、声かけよう

   昨年(2016年)8月、東京メトロ銀座線・青山一丁目駅で、盲導犬を連れた男性が転落、電車に轢かれ死亡した。階段の脇の狭いところで転落していた。この後、国交省と鉄道会社は、利用者が日に10万人以上でホームドア整備可能な駅では、2020年までにホームドアを設置するとのガイドラインを作った。

   ガイドラインには蕨駅も含まれている。また、ホームドアがない駅では、原則駅員が目の不自由な人に声をかけたりすると、決められていた。しかし、今回男性が改札を通るのを駅員が確認していたが、声をかけなかった。JR東日本は、「これまで男性に付き添いを求められたことはなく、限られた要員で対応できなかった」と言っている。

   ウェンツ瑛士「ホームドアが一番だけど、僕らも声をかけることじゃないかな。どう声をかけたらいいのか、考える必要がある」。まさにそれがポイントだ。

文 ヤンヤン

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