医師でタレント、2児の母の友利新さん(38)が、生後5カ月の長女を救急搬送させたとブログで明らかにした。粉ミルクに2種類あることを知らず、急性アレルギーを引き起こしたのだと。医師にも盲点。皆さんも気をつけて。
友利さんは「改めて子育てには急な事態があるんだと実感」とブログに書いた。年明けの2日(2017年1月)、ご主人の実家に行っていた時のこと。いつも飲ませている粉ミルクが切れてしまったので、別のメーカーのものを買ってきて飲ませたところ、様子がおかしくなったのだという。
顔が真っ赤になって、元気が無くくたっとしたので、衣服を開いたら全身真っ赤な蕁麻疹のような状態。呼吸も落ちて、手足が冷たくなっていた。そこで「アナフィラキシーの症状」と判断、救急車を呼んだというわけだ。
アナフィラキシーとは、原因物質を取り入れたために突然起こる激しいアレルギー症状のこと。血圧低下や意識障害を起こすこともあり、最悪死に至ることもある。しかし、救急搬送された長女は、点滴などの治療で無事回復したという。
ミルクアレルギーなかったのになぜ?
問題は、その原因物質だ。友利さんは長女を粉ミルクで育てているが、これまで一度もアレルギー症状はなかった。粉ミルクでアレルギーになることはあるのか?
友利さんの長女を診た東京シティクリニック三田の世間瀬基樹・院長は、「製品を変えたことで、初めて牛乳・乳製品アレルギーに気づくことが多々あります」という。要するに、アレルギー反応が起きるミルクと起きないミルクがあるというのだ。エ~ッ!
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト