3カ月に3回逮捕された小学校教頭! 同じ「置き手紙」の手口で脅迫...馬鹿なのか何なのか、それでも処分軽そう

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   小学校の教頭が3カ月間に3回逮捕されていたという驚きのニュース。3回の逮捕はすべて、駐車中の車に「置き手紙」をして女性を脅迫するという手口。逮捕されたのは、滋賀県東近江市の小学校で教頭を務める50歳の男だった。

   1回目の逮捕は昨年(2016年)の11月23日。46歳の女性教員宅のガレージに、女性教員が知人と写った写真と手紙を残し、「子供がかわいそう。今の生活とお別れになる」などと脅して、湖南市のドライブインに来るよう強要した。通報を受けて張り込んでいた警察が不審な動きをしていた教頭の車を発見、逮捕に至った。

   2回目の逮捕は昨年の12月13日。東近江市在住の40歳の女性の車に顔にぼかしの入った写真と置き手紙を置き、「ぼかしの入ってない写真を配る」と脅して、湖南市にある商業施設の駐車場に来るように指示し、強要未遂で逮捕された。

   さらに今年1月10日にも、県内に住む41歳の女性が市内のドライブインに駐車した車に手紙を置き、女性に携帯電話番号を書いて看板の後ろに置くよう指示したが、女性は警察署に届け、3たび逮捕されることになった。被害に遭った女性は3人とも、容疑者の教頭とは面識がないという。

   教育委員会によると容疑者は真面目で、これまでもトラブルはなかったという。教師時代には「おもしろ実験クラブ」の顧問や「エコスクール委員会」など、積極的に指導に取り組み、元教え子は「やさしくて面倒見のいい先生だった」という。ある年の卒業生へのメッセージでは「悩んだり、困ったりしても、いつも周りに仲間がいるはず」と書いていた。授業で生徒に、奥さんと2人の子供の話をするなど、家庭人としておかしいところはなかったという。

   一昨年まで隣町の小学校に勤めていた時には「女子は叱らず、男子ばかり叱っていた。普段から女子とばかり話していた」と田中良幸プレゼンターは説明し、カレンダーで犯行スケジュールを見ると、土日や道徳教育講演会が開かれるなど学校が休みの日に行われていた。

「処分決まっていない」と滋賀県教育委員会

   滋賀県教育委員会は「まだ容疑者の処分は決まっていない」とし、まだ教頭の身分のままだという。

   コメンテーターの中瀬ゆかり(新潮社出版部長)は「面識のない人に調べられてストーカー的なことをされて気持ち悪かったと思う。これから"私も被害に遭っていた"という女性が出てくる可能性もある」とコメント。

   司会の小倉智昭は「まさか(教頭として)戻ってこないだろうね」としつつ、「余罪がなければ、全部未遂なので重い罪にはならない。免許を剥奪しないと、ほかの学校に赴任する可能性もある」と、適正な処分が必要であることを訴えた。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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