大女優がトランプを痛烈攻撃 「権力者がいじめを行えば私たちは全員負け」

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怒るべき事態に報道機関は声を上げろ

   そして彼女はこう訴え締め括った。「私たちは怒りで声を上げなくてはならない事態が起きたとき、信念ある報道機関がしっかり声を上げてくれることが必要なのです」。

   スタジオのコメンテーター全員がこのスピーチに賛同した。

   青木理(元共同通信記者)「権力を持っているもの、あるいはそれなりの社会的地位にあるものが分侮蔑的発言をするとそれがOKになってしまう。それを芸能の世界に生きる彼女がおっしゃる。アメリカの幅の広さ、強さかなと感動しました」。

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「今までの米大統領は必ず理想を話したし、オバマさんも広島や真珠湾のスピーチでも哲学や理想があって感動した。だけどトランプさんにはそういうものが感じられない。しかも、何かがあった後で彼は必ずツイートする。その内容ですよ......」。

   確かに今回攻撃された後、トランプ次期大統領はツイッターでこんな反撃をした。「ハリウッドで最も過大評価されている俳優のメリル・ストリープがよく知りもしない私のことを攻撃した。体の不自由な記者をからかってなどいない。ただ卑屈と奴だと示しただけだ」。

   世界に多大な影響を与えるトランプの大統領就任まであと10日、さて、どんな世界に変わるのか???

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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