2月「奇襲解散」で自民、民進の議席こうなる! 今週「文春砲」がとらえたジャニーズ大物とは?

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   市川海老蔵がNHKの『ニュースウォッチ9』に出て乳がんと闘病中の妻・小林麻央との生活について語っていた。その中で「何事も起こらないことの幸せ」がほしいという言葉が耳に残った。やんちゃな青春時代を送ってきた海老蔵が、幼子を抱え、妻を介護するなかでしみじみ感じた"実感"だろう。苦労は人間を成長させる、そう思った。

トランプ、トヨタのメキシコ新工場にダメ出し

   ところでトランプが、その刃を日本にも向けてきた。

   ツイッターで「トヨタ自動車は米国向けカローラを製造する新工場をメキシコのバハに建設すると言っている。絶対にだめだ! 米国に工場を建設しなければ、重い国境税を課す」と宣言したとAFP=時事( 1月6日3:55配信)が報じている。トヨタはすでに昨年11月に起工式を行い、投資額は10億ドル(約1160億円)といわれている。

   つい先日、米フォード・モーターが16億ドル(約1850億円)を投じてメキシコに工場を新設する計画を、トランプに批判されて撤回したばかりである。

   トヨタはどうするのか。権力の企業経営に対する介入を許してしまえば、トランプは次々に無理難題を吹っかけてくるに違いない。一企業の問題ではなく安倍政権がトランプとどう向き合うのか、最初の関門である。

政治家が選んだ最高の首相は?

   週刊ポストに「現役政治家が選んだ『歴代最高の宰相』は誰か」という特集がある。順位は予想されたとおり1位が吉田茂、2位が中曽根康弘、3位が田中角栄である。

   現役政治家が選んだからだろう、4位に安倍首相が入っている。「戦略的外交ができる」(甘利明)。国民投票法、特定秘密法などを実現した「最強の総理」(平沢勝栄)など、歯の浮くような賛辞が並んでいる。現存している元政治家たちにアンケートをすれば、安倍には一票も入らないのではないか。

   その安倍に輪をかけてどうしようもないのが稲田朋美という防衛大臣である。よりによって安倍と真珠湾慰霊のために同行したのに、帰国してすぐに靖国神社へ参拝したのだ。

   どんな理由があれ、防衛大臣という立場を考えたらできないはずだが、この女の頭の中はどうなっているのだろう。週刊新潮ではないが「これが総理候補とは笑わせる」。彼女は必ず安倍首相の命取りになる。

2月「奇襲解散」ありと週刊現代

   その安倍首相は、解散をしたくてウズウズしているようだ。1月解散はなくなったようだが、週刊現代によれば、予算審議が滞るからやらないといわれているが、野党が油断している2月に「奇襲解散」がありうるそうだ。

   だがこのところ、公明党の自民離れが目立ってきていることから、公明票が自民に入らず「棄権する」と仮定すると、週刊現代の予測では「自民党は現有の291議席から22議席減の269議席に、民進党は18議席増の91議席になる」と読む。

   さらに、野党共闘が実現したとすれば「自民党の総議席数が198に激減する一方、民進党は185議席まで肉迫することになる」(週刊現代)という。

   この中で小沢一郎がいっている。

   「僕はいつも言っているんですけど、政権を取るのは簡単なんです(笑)。野党が一体になれば勝てる。自民党の票は全く増えていないんですから」

   だが、肝心の民進党に「何が何でも政権を取るという気迫が感じられない」(小沢)

   蓮舫が、共闘よりも政策が大事だなどと"寝ぼけた"ことをいっているようでは、民進党に期待するほうが無理なのだろうが、早くしないと安倍の思うがままになってしまう。

「生き残り度」で日産、トヨタをリード

   週刊現代が恒例の「10年後に生き残っている会社」をやっている。オヤ? と思うところだけをピックアップしよう。

   トヨタと日産では、EV化でリードしている日産が将来性では上。電気・家電分野ではダイキン工業、日立製作所、三菱電機が上で、東芝はもちろんパナソニックもソニーも将来性で劣る。

   金融総合・銀行では、三菱UFJ、みずほFG、三井住友トラスト・HDの御三家は安泰。ビール・飲料ではサントリーHDが抜きんでていて、アサヒ、キリンはその下で、サッポロにいたっては消える寸前?

   放送分野は軒並み評価が低く、新聞も日経を除いては低評価。出版は入っていないが、講談社も小学館も10年後はわからないということだろう。

マジメ人間、仕事人間が長生きする?!

   さて、長生きは悪という風潮が蔓延しているが、週刊ポストは性格で長生きか早死にするかがわかるという。

   たいして参考になりそうもないが、いくつか挙げてみよう。「陽気な人より真面目な人が長生き」「仕事人間は長生きできる」「人の悪口をよくいう人は心臓病、肺がんになりやすい」「頑固な人は認知症になりやすい」「嫉妬深い妻はボケやすい」「がん患者にはいい人が多かった」「離婚すると死亡リスクが3倍になる」

   私のように、陰気で、人の悪口ばかりいって回り、嫉妬深い人間がよくこの歳まで生きたと、今さらながら思う。昔から「憎まれっ子世に憚る」というが、当たっているかも。

週刊ポスト、「首都圏大地震」と予測

   このところ私の住んでいる東京でもやたら地震が多い。いつ起きても不思議ではないとは思いながら、できることなら陽気のいい頃に願いたいと思っているのだが。

   毎度お馴染みの週刊ポストの「MEGA地震予測」だが、今回の「2017年最新版」では、いよいよ首都圏に大地震が襲来すると予測している。

   村井俊治東大名誉教授が、「6年前の東日本大震災以降、日本列島では地表の大変動が起きている。昨年の熊本地震以降、その変動幅は拡大し、今も広がっています。そのため、今年は昨年以上に大きな地震が起こる可能性がある」と不気味な予測をしている。

   なかでも昨年末に4センチの「異常変動」が観測された富士山だが、この変動は無視できないという。したがって、首都圏を含む南関東を全国で唯一、最高警戒レベルの5、地震の可能性が極めて高い地域に指定して、警告を発しているそうである。

   95年の1月には阪神淡路大震災が起きている。今度起きるとすれば関東地方であろう。おのおの方、覚悟召されよ。とはいってもな......。

週刊新潮、大晦日のSMAP 4人プラス1人を激写

   さて、SMAPが紅白にも出ず、引退セレモニーもなく「消えて」しまったため、ファンたちはSMAP縁の場所を巡礼して歩いているそうだ。

   ここもその場所になるのだろう。キムタクを除いた4人と元メンバーだった森且行が、大晦日の午後7時頃から集合して、夜ふけまで話し明かしたという六本木の焼肉屋。

   週刊新潮は、事前にその情報を入手していたのだろう、店に入ってくる連中の写真を一人一人撮っている。この店は堺正章がプロデュースしている店だという。ネットではこの店は六本木ミッドタウンの真横にある「炭火焼肉An」だといわれている。

   SMAPは今年の9月まではジャニーズ事務所との契約があるが、それ以降は、元のマネジャーと4人が組んで、仕事を始めるのではないかといわれているようだ。どうでもいいが、もういい年なんだから、仲間内でぐずぐずいっていないで、一人一人がファンの前に出て、自分の言葉でこれまでの経緯とこれからを語るべきだと思う。

嵐・松本潤は「裏切り愛」か?

   昨年はベッキーのゲス不倫で幕を開けた週刊文春の「怒濤のスクープ」が大きな話題を呼んだが、今年の週刊文春はSMAP解散後のジャニーズ事務所を背負う人気グループ・嵐の松本潤(33)の「裏切り愛」である。

   裏切りというのは、松本には交際中で結婚間近といわれる女優・井上真央(29)がいるからだ。文春によれば、2人はドラマ『花より男子』(TBS系)で共演してから付き合いが始まり、すでに10年以上になるという。

   ジャニーズ事務所は色恋については本人の自覚に任せているそうだが、常に幹部からは「バレないようにしなさい」といわれているそうだ。それに、恋愛はいいが結婚となると、人気に影響が出るので御法度だそうである。

   井上との逢瀬も、もっぱら松本の自宅か信頼できる友人宅でしか会わないようだ。そのため、ほとんど2人のツーショットは撮られていない。それに井上がヒロインを演じたNHKの朝ドラ『おひさま』以来、紅白の司会や映画『八月の蝉』で日本アカデミー賞主演女優賞を受賞するなど、仕事に忙殺されているため、会うのもままならない。

   そんな松本の心の隙間に入り込み、毎週逢瀬を重ねている恋人との決定的瞬間を文春が捉えたのである。

   12月18日、ナゴヤドームでコンサートを終えた嵐のメンバーは、JALの最終便で羽田空港に到着した。各々ワンボックスカーに乗り込み家路につく。松本も厳重なセキュリティで守られているマンションへ帰宅。そこへポニーテールに髪を結ったスレンダー美女が現れたのは19日の午前4時を回っていたという。

   美女は慣れた手つきでインターホンを押し、松本の部屋へ入っていった。週刊文春は12月に3度、彼女が松本の部屋を訪れるのを確認しているという。

   彼女は葵つかさ(26)。10年にAVデビューしてこれまでに100本近い作品に出演し、深夜のバラエティ番組にも出演する人気女優だそうだ。

   出会いは、4年前の中村勘三郎のお通夜の席で共通の知人から紹介されたことからだった。その後松本から彼女にメールを送り、13年の1月中旬に「薄暗い雰囲気の隠れ家のようなマンションの一室」(週刊文春)で会ったという。ほかの人間もいたそうだが、散会した後2人きりで過ごした。その日以来、毎週のように松本は彼女を自宅に呼び入れるようになった。

   葵は松本が井上と付き合っていることを最初は知らなかったそうだ。一度松本に、井上とのことを尋ねたら、それには答えず松本は「それ以上、彼女のことを言ったら殺すよ」と突き放すようにいったという。

   だが、叶わぬ恋に身を焦がし続けた葵は、一度、松本と話し合い、別れることにした。別れから3カ月後、松本から突然会いたいといってきたそうだ。その時松本は彼女にこういったという。「なんでオレこんなに会いたくなっちゃうんだろう」

   再び葵が松本のマンションを訪れるようになる。

   こうした取材でいつも不思議に思うのは、当事者を直撃するのはわかるが、恋人といわれる井上真央にも話を聞いていることである。夫婦ならわかるが、まだ結婚するかどうかもわからない井上にインタビューするのはちと酷ではないのか。

   当然、井上は「ごめんなさい」と笑顔でいうだけ。葵は、記者の問いかけには答えず、逃げるようにその場を立ち去ったそうだ。

   松本は? 葵つかささんをご存知ですねと聞く記者に、

   「いえ、わかんないです」「その人がわかんないんで」

   と、要領を得ない返答をして、お決まりの「事務所を通してくれ」といって去って行く。

   週刊文春は、井上という恋人がいながら葵とも付き合うのは「二股ではないか」といいたいのだろうが、若くて人気絶頂のアイドルに、そうした"倫理"を求めてもなぁ。

「今週のゲス不倫」は?

   週刊文春発「今週のゲス不倫」は、タレントの安田美沙子(34)の夫(37)のご乱行である。

   安田は現在妊娠5カ月で、予定日は5月だそうだ。それなのにファッションデザイナーの夫は、都内の病院に勤務する北川景子似の27歳のスレンダー美女と食事をした後、歌舞伎町のシティホテルへ入り、出てくるところを文春砲にバッチリ撮られてしまったのだ。

   それにこの夫氏、結婚していることはもちろん、フルネームもきちんと名乗っていなかったそうなのだ。

   週刊文春の直撃に、夫氏は最初はとぼけていたが、写真を見せられると観念したのか、「出来心というか......。妻には直接話すので時間を下さい」と、認めたのである。その話し合いが持たれたのは12月21日の深夜を過ぎた頃だった。

   その後、事務所を通じて安田からコメントが寄せられたという。

   「この度は、私たち夫婦のことでお騒がせして申しわけありません。夫から事情を聞き、こっぴどくお灸をすえました。反省しているようなので、今回ばかりは許したいと思っています」

   中村芝翫の浮気の際の妻・三田寛子もそうだったが、女は強い、母親はさらに強い。

将棋の三浦弘行九段、「不正の証拠なし」

   ところで、対局中のスマホによるカンニングの疑いで日本将棋連盟の常務会にかけられていた三浦弘行九段だが、このほど断が下った。

   「日本将棋連盟から委嘱を受けた第三者調査委員会が『不正の証拠はない』との結論を出したことを受け、連盟の谷川浩司会長らが27日(2016年12月)、都内で記者会見をした。谷川会長は『(連盟の対応は)妥当だったとはいえ、三浦九段につらい思いをさせた。申し訳なく思っている』と述べ、謝罪した」(朝日新聞12月28日付)

   三浦九段は涙を浮かべて会見をしたが、これを告発した渡辺竜王は週刊文春に対して、

   「自分がとった行動については全く後悔していません」と話している。

   何やら玉虫色決着のような気がするが、背景には、今やAIが将棋やチェスだけではなく、囲碁までも人間を凌駕する時代になったことがある。

   これからはAIを頼りに将棋や囲碁の世界で不正を働く輩が出てくるのは間違いない。

   阪田三吉や升田幸三のような将棋指しが出てくることはもうないのだろう。寂しいね。

「過労自殺」免罪できない電通の体質

   最後に電通を揺るがせ、社長を辞任にまで追い込んだ「過労自殺」について週刊新潮が、24歳の女性の自殺の理由はほかにもあったのではないかと、報じていることに触れておこう。

   要は、彼女のSNSに残されたメッセージから推測するに、付き合っている彼氏がいて、その男からイブの夜、彼女は別れを宣告されてしまったというのである。過重な残業や心ない上司のパワハラ、その上に、好きだった男が離れていってしまったことが重なり、死を選んでしまったのではないかというのである。

   人が死を選ぶ理由は一つだけではないのだろう。だからといって電通が彼女に課した過労労働の責任が軽くなるわけではない。

   こうした悩みを持って働いている社員を、どうしたら救えるのか。取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは......というような非人間的な「鬼十則」を後生大事にし、社員個々の人間性に目を向けてこなかった電通という社の体質が、ひとりの女性を追い込んでしまったことは間違いないのだから。

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