サーフィンみたいに「バイクで立ち乗り」 ネット動画で神奈川県警が捜査

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   神奈川県の県道でバイクの座席に立ちながら走行する男が目撃され、その動画がネット上に投稿された。神奈川県警は安全運転義務違反の疑いがあるとみて男の特定を急いでいる。

   バイク立地乗り男が目撃されたのは先週(2016年12月)23日、神奈川県秦野市の県道71号線で。両手をハンドルから離しバイクの座席の上に立ちあがったままでサーフィンをするような格好で走行していた。

   動画に映っていたのは37秒間、距離にして600メートル、計算上は時速58キロ(制限速度は50キロ)の速度違反で走っていたことになる。

   撮影した人によると、「男の人が赤信号で止まって体操をしているのかなと思ったら青信号に変わったときに、いきなり立ち乗りして走っていった」と呆れる。

   しかも、この日は約3キロ離れた同じ県道で、同一人物かどうかはわからないが、走行中のバイクの座席にいきなり立ち上がった男をとらえた動画も投稿されている。

ひとつ間違えるとバイクは凶器に

   オートバイスタントのプロで、スタント会社「シールズ」の高橋昌志代表は「万が一落ちたり、危険を感じて飛び降りた場合、バイクはそのまま暴走する。一つ間違えると凶器になる」と話す。

   県警では安全運転義務違反(違反点数2点、反則金7000円)の疑いがあるとみて捜査しているが、それだけでは済まない。バイクの場合、ハンドルのグリップ部分を操作しスピードを調節する。ハンドルを握らずに立ち乗りの場合どうスピードを調節するのか?

   高橋代表は「グリップを何らかの方法で固定した状態でスピードを一定にしているのではないか」という。こうした不正改造は道路運送車両法違反で6か月の懲役または30万円以下の罰金となっている。

   羽鳥慎一キャスター「目的は楽しいとか、皆にすごいと言われたいということでしょうが、本人はもちろん周囲が危険ですからやめてほしいですね。」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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